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2007.12.07 Friday
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資本主義は存続できるか―成長至上主義の破綻
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2007.12.05 Wednesday 00:00
新自由主義の潮流はまた、『小さな政府』というその主張にもかかわらず、国家主義的な風潮と結びつく強い傾向を持っている。成長経済の時代には完全雇用に近い状況が実現され、税収の拡大を基礎にして社会福祉関係の支出も増大し、これが一国の社会的な安定を維持しする重要な柱になっていた。完全雇用や社会福祉の拡大によって維持されてきた社会的安定が崩れると、これに代わって、国家主義的な風潮や旧い道徳観、旧い社会観が復活する。特に新自由主義のイデオロギーは、徹底した競争原理と自己責任を主張するのだから、そこからは社会統合の論理は出てこない。したがって、一国の社会的な統合を図るうえで、新自由主義的な思想が国家主義的な思想と結びつくのは不思議ではない。
資本主義は存続できるか―成長至上主義の破綻より
図書館で出会った本なのですが、キリスト者として、60有余年前に犯した同じ轍を踏まないためにも、国家主義的な動きに対して警戒をしなければならない。という思いを持った本でした。 -
高校生からわかる 日本国憲法の論点
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2007.12.04 Tuesday 07:06
日本国憲法って何?と思っているヒトにオススメです。
タイトル通り、高校生からでもよく分かるように書かれています。
憲法を基本の「き」から学んでみたい方には、オススメの書ですよ。 -
平和への道
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2007.12.03 Monday 00:00
彼の平和活動についての未公開の原稿の他、マーティン・ルーサーキング・ジュニアの葬儀に参加した時の言葉が含まれています。
キリスト者として、その本質が鋭く探られる、ヘンリ・ナウエンならではの平和への叫びに耳を傾け、私たちキリスト者がどのように歩むことが求められているのかを再考させられる非常に良い本でした。 -
平和つくりの道
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2007.12.02 Sunday 00:00
キリスト者でも「正義の戦争」ならば許されるのか?
キリスト者として具体的にどのように行動することが求められているのか。
言葉による報復、行動による報復、個人的な報復、国家的な報復。それらに対してノーと言うことを、主は弟子たちに命じられている。敵意に満ちた世界が滅亡の淵に立たされているとき、和解の奉仕をするようにと主は教会に嘆願しておられる。
発刊から3年が経過していますが、自分を含め、キリスト者が「平和」を考える上で読んでおくべき一冊と言えそうです。
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新自由主義の犯罪―「属国ニッポン」経済版2
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2007.12.01 Saturday 15:24
本質はどうなのか。闊歩する新自由主義を前にして、再考を求める一冊。 -
この本は
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2007.09.15 Saturday 21:53
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9条アンケート
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2007.06.15 Friday 07:08反戦な家づくりの名月がとりまとめた自民党・民主党の差議員候補予定者に憲法9条の改変について質問を送付したアンケートの回答がよせられたようです。
結果、民主党の候補者は意外にも(失礼!)憲法9条改変について反対が多い。というよりも反対が主流。あれ、でも、党としてはどうなんだろう。。。という疑問が少なからず湧いてきてしまうんだけど。。。
でも、9条改変に反対する議員さんが多くなれば、民主党もしっかりと9条を守るという立場を鮮明にしてくれるのかな?それを少し期待しよう。
5月27日に、民主党と自民党の参議院候補予定者に、憲法9条の改変について、質問を送付した。
当方をふくめて、87のブログの連名である。
(ブログ名は、続きを読む に再掲)
前書きをのぞく質問内容は、
質問1 あなたが当選した場合、その任期中に憲法9条を改変することに反対しますか。
(改変に反対する・改変に反対しない のどちらかで回答ください)
質問2 できましたら、その理由を、以下にお書きください。
というもの。
合計16名の予定候補のかたから返信をいただき、うち1名は回答なし、1名は記名なし、という結果だった。
※記名なしの方が判明しました。「長崎けいいち」さんでした。
本文も訂正していますので、転載された方は、修正をお願いします。
また、15の回答のうち 9条の改変に
「反対する」 13
「反対しない」 2
政党では、有効回答はすべて民主党。連絡だけで回答なしの1件が自民党。
なお、両党共に、連絡先不明とか、送信できない、などで送付できなかったケースが数名いたことを、付言しておく。
以下、回答内容を転記するので、ぜひ有効に活用していただきたい。
なお、この質問状の趣旨は、「改憲に反対する候補者に、一人でも多く国会に行ってもらいたい。」ということに尽きる。
民主党の分裂を促進させたり、回答のない候補者を「改憲派」と決めつけたりすることは、趣旨に反するばかりでなく、間違った行為であると私は考える。特に、無回答の方が改憲派であるという根拠は何もない。これはデマになるので、厳に慎んでいただきたい。
失礼ながら、共産党系の方々には、そのあたり充分注意していただきたい。
そうでないと、実施にあたって多くの方が抱いた危惧が、そのまま実現してしまい、「そら見ろ。明月はやっぱりアホや。」と言われることになるだろう。
私が言われるのは、別にかまわないが、この参議院選挙で、改憲に反対する勢力は、何党に限らず、他の主張はとりあえず忘れて、一人でも多く当選してもらいたい。
これと関係ないようなことに、この回答を利用しないように、重ねてお願いしておきたい。
この参議院選に、9条の命運、すなわち、私たちの今後数十年の命運がかかっている。
(順番は、回答いただいた時間順)
■皆吉 いなお (民主党 鹿児島)
nao@minayoshi-aozora.com
http://minayoshi-aozora.com/
質問1 改変に反対する
質問2 世界に類のない憲法9条である。戦争する軍隊が行きつく先は戦争でしまない。
戦争には勝者もない敗者もいないことを過去の戦争、今の大儀なきイラク戦争から知るべきである。
世界の指導者に向かっていまこそ、武力を持たない日本を声高らかに主張すべきである。
人間の力を、心を信ずるべきではないだろうか。
私たちの子供や子々孫々に誇るべきものは、これしかないのではないか。
(※当初、長崎と間違えて記述しました。鹿児島選挙区です。お詫びして訂正します。明月)
■はた ともこ (民主党 比例区)
h.tomoko@fine.ocn.ne.jp
http://www.hatatomoko.org/
http://blog.goo.ne.jp/hatatomoko1966826/
質問1 改変に反対する
質問2 私の第一の政策は、憲法9条の本質(集団的自衛権の行使を認めない)を守るということです。
このことを文章で表現するには、現在の9条のままでなければならないと思います。
その上で、個別的自衛権や集団的安全保障について、「安全保障基本法」を制定すべきだと思います。
■大島 九州男 (民主党 比例区)
kyuchan@oregano.ocn.ne.jp
http://kusuo-o.net/
http://blog.goo.ne.jp/q0611
質問1 改変に反対する
質問2 交戦権を認めないという9条の基本的理念を根本から変えて、日本が戦争の出来る国に変える憲法になることに、反対をします。
尊い人命を犠牲に手に入れる事のできた現憲法は、戦争に行ったことの無い、またその恐怖を体験した事の無い人間が、軽々しく変える物でないと思います。
もし変える議決をする人は、自衛軍の最前線に自分が立ち、その後にその人達の親族、そして、その後に自衛軍が立ち、戦場に自分が立つ前提で、議決していただきたいと思います。
■とくら たかこ (民主党 山口)
FAX 0834-32-6072
http://www.tokuratakako.jp/
http://ttokura.exblog.jp/
質問1 改変に反対する
質問2
■高竹 和明 (民主党 比例)
takatake@takatake.com
http://www.takatake.com
質問1 改変に賛成する。
質問2 まず、第一義に私は日本国民が自分たちで考え、自分たちで作る自主憲法が必要だと考えます。
憲法を議論することでこの国の行く先を見出せると考えます。
9条に関しては
1.日本国民は自分の国は自分で守るという姿勢が大事。
2.戦争をしないということはルールで決めるものではなく、教育や精神が大事で、もっとも大事なのは
政治だと考える。これをいうと「昔に戻る」と言う人がいると思うが、そうさせないのも教育や政治です。
戦争放棄の理念を憲法の前文などに入れることは賛成ですが、ルールで決めるとそこで思考停止してしまうだけです。
3.日本から世界平和をリードしていく方法はもっと他にあるはずです。
■水戸 まさし (民主 神奈川)
FAX 045-866-3107
http://www.ki.rim.or.jp/~kickoff/
質問1 改変に反対する
質問2 日本の誇りであり、国民の願いである平和の精神を守るためには、改正は必要ない
■氏名不明
長崎 けいいち (民主 比例区)
FAX 0422-23-0752
http://www.ke-ichi.jp/
質問1 改変に反対する
質問2 いまだ世界各国で内戦が続いていますが、犠牲になるのは罪のない子どもや住民です。
戦争は悲惨です。二度と過ちを犯してはいけないと思います。
■山崎 まや (民主 比例区)
FAX 03-5155-2531
http://maya-net.jp/
質問1 改変に反対する
質問2 9条の改変は、戦後60余年、非戦の姿勢を貫いてきた日本の平和国家を目指す方向性を逆行させるものである。
国際社会の中で、唯一の被爆国である日本だからこそ、憲法9条は堅持しなければならない。
子どもたちを戦争にはおくらない。
■小川 勝也 (民主 北海道)
info@ogawa-k.net
http://www.ogawa-k.net/
質問1 改変に反対する
質問2 まず、国民的な論議を欠いた憲法改正論議です。
憲法は理念であると共に、国民の権利を保護し、政府の権力を規制するもの。
政府は憲法を遵守する義務があります。
政府からの提案には、国民の同意や理解を得たものとはいえず、反対です。
また、9条の理念を生かして行くべきと思います。
二次大戦後への反省に立ち日本の戦後外交は憲法の理念を堅持してきました。
今後も外交の基本とし、国是としての平和主義を掲げるべきです。
■牧山 ひろえ (民主 神奈川)
FAX 045-226-2393
http://www.makiyama-hiroe.jp/
質問1 改変に反対する
質問2 武力の行使では平和維持はできない
■米長 はるのぶ (民主 山梨)
info@harunobu.net
http://www.harunobu.net/
質問1 改変に反対する
質問2 フジテレビ記者として、世界の紛争地域から(イラク、アフガニスタン、イスラエル他)映像を日本へ中継する中で、「戦争」の悲惨さをこの目で見て来た。
「戦争は政治が引き起こす」の思いを持っている。
9条を戦争につながり得る方向で変えられる恐れがあり反対。
自衛隊の海外活動は認めない。
集団的自衛権は行使すべきでない。
■かがや 健 (民主 千葉)
FAX 043-285-2271
http://www.kagaya-ken.com/
質問1 改変に反対する
質問2 1.戦前回帰的発想の強い「自主憲法」制定を掲げる自民党の政権、もしくは自民党中心の政権下での改憲に反対である。
2.「9条」は、第二次大戦への反省と、日本人の戦争体験から、圧倒的多数の日本国民に支持されていると考える。
■ひめい ゆみこ (民主 岡山)
himei@mbs.ocn.ne.jp
http://himei.jp/
質問1 改変に反対する
質問2 世界に冠たる平和憲法の条文であるから
■三輪 のぶあき (民主 比例区)
FAX 052-896-1430
http://www.miwa-n.jp/
質問1 改変に反対しない
質問2 解釈拡大で憲法を使うのはよくない
■塚田 一郎 (自民党 新潟)
t-ichiro@au.wakwak.com
http://www.t-ichiro.net/
貴重な問題提起としてありがたく受け止めさせていただきます。しかしながら、この場で具体的な回答ができない失礼をお許し下さい。今後、より良い日本となります様、貴会のご活躍をご期待申し上げます。私もご質問内容について真剣に向き合って参ります。
■大河原 まさこ (民主 東京)
info-om@ookawaramasako.com
http://www.ookawaramasako.com/
質問1 改変に反対する
質問2 憲法議論でたえず焦点となってきた9条について、自衛権の名のもとでの戦争や、国連決議によらない海外での武力行使を認めるような改憲には強く反対します。
しかし、いくら9条の文言だけを墨守してみても、時々の内閣の都合による解釈変更などによって憲法の条文と実態との乖離が著しくなっているのも事実です。
政府が行う自衛権の行使や国際協力などについて国民がきちんとした歯止めを設けていくという観点が必要です。
(以下は、期限後の回答分)
■佐藤公治 (民主 広島)
FAX 0848-37-6868
http://satoukouji.com/
質問1
質問2 自民与党の安易に戦争に参加する憲法改正するその道筋には、断固反対。
真の主権国家 平和 日本を造ることが目的であり、そのためには、すべてが選択肢。
■平山幸司 (民主 青森)
FAX 017-721-2085
http://hirayamakoji.jp/
質問1 いずれでもない
質問2 たんに9条改正に賛成か反対かという問いには答えようがありません。どのように変えるのかによって、良くなることも悪くなることもあります。自衛の範囲を超えた武力行使や、国連決議によらない海外での武力行使を、結果的に認めたことになるような改憲には強く反対します。一方で、いくら9条の文言だけ墨守してみても、時々の内閣の都合による事実上の解釈変更が進んでいます。政府が行う自衛権の行使や国際協力などについて、国民が憲法の明文できちんとした歯止めを設けていく必要が高まっています。自衛隊の「できないこと」を明確にするという観点であれば、条文を変更した方がより良くなる余地があると考えます。
(きっこの日記に結果が出たすぐ後に、回答いただきました) -
×改憲○廃憲?
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2007.05.28 Monday 12:04先週記した「憲法草案国防義務」の続きです。
加茂市長が話した後に、加茂市長・辻井喬氏と水島朝穂教授のパネルトークがあり、いろいろと興味深い話が各氏からあったのですが、中でも水島教授の話が印象的でした。
現在の「改憲」に向けた動きは憲法を改めるというものではなく、現憲法を廃止する動き、つまり改憲ではなく廃憲であるということを訴えていらっしゃいました。なるほど、確かに自民党が提示している憲法草案には「新憲法草案」と銘打っているし、その前文には「日本国民は、自らの意志と決意に基づき、主権者として、ここに新しい憲法を制定する」と表記してある。
また、水島教授は、私たち国民(改憲・護憲の立場にかかわらず)に「憲法とは何か」という問いが不足していて、自民党のような「改憲派」は私たちの意識が向いていない部分につけ込んでいるという旨の話をされていて、本来、憲法とは権力者を縛るものであるはずであるにもかかわらず、改憲派(廃憲派?)は憲法を個人・国民を縛るものとして、あるいは国家の有り様を示すものとして考えているという話をされていました。
確かに、私自身、この急激な憲法を改定への動きを前にするまで、憲法とは何なのかと言うことを意識したことは皆無と言っても過言ではなかったと思います。
自分自身を恥じると共に、その多くの人の無意識・無関心につけ込もうとする、権力者の狡猾さに恐れを抱きます。
水島教授は、合わせて、現在だからこそ「憲法とは何か」と言うことを議論できるようになることが必要であると訴えておられました。
また、安倍首相が訴えている「戦後レジームからの脱却」とは改憲というものよりも「体制転換」であるということをも仰っていました。
水島教授が語っておられることは、ご自身のHPで詳しく掲載されていますので、気になる方は是非!!
http://www.asaho.com/jpn/bkno/2007/0503.html
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変化
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2007.05.21 Monday 06:22自分が連なる教会でも漸く憲法の問題について取り上げようと言う機運が認められるような感じになってきて正直なところ少しホッとしました。自分が連なる教会がこの問題に声をあげることが社会に対して大きな力を持つわけでは決してない。寧ろ私が声を発するように微力にすぎないと思う。しかし、決して消極的ながらも「改定」に力を貸したわけではない。ということだけは確かなことになりそうだから。。。
ひとり一人が、ひとり一人が連なる教会が、憲法改定=新憲法制定反対、平和憲法を守る、信教の自由を守る憲法を守ろう。という声をあげて、次の選挙で憲法を守る候補への多くの投票へと結びついていくことができれば、もしかしたら現在の憲法を守ることができるのかもしれない。と淡い期待を持ってしまうけど。。。
小さな力が力を合わせて大きな力となって、憲法を守るという結果に繋がることを切望しつつ、自分の教会が少し変化しつつあることに感謝しつつ。。。 -
憲法草案国防の義務
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2007.05.19 Saturday 00:00先日、元防衛庁教育訓練局長であり現在は新潟県加茂市長である小池清彦氏の講演を聴いてきました。
小池市長によると、自民党憲法草案に記されている「憲法前文」にある「日本国民は、帰属する国や社会を愛情と責任感と気概を持って自ら支え守る責務を有し」という文言は、「国民に対して国防の義務を科す」言葉として理解でき、且つ徴兵制への布石となるものであると仰っていました。
さらりと読んでしまうと、簡単に読み過ごしてしまう言葉ですが、言葉の裏に隠されている本音?を読みとろうと思うとそのようにも理解することができるのか。と妙に納得しました。
この文言に限らず、簡単に読み過ごしてはいけない、自民党憲法草案なのだということを講演会に行って感じました。
また続けてその講演会の話については記していければと思っています。
昨日、本屋に行ったときに見つけました。
普通の国になるとはどういうことなの?普通の国になるということは本当にいいことなの?疑問に思ってる方にオススメです。
普通の国になりましょう
C.ダグラス・ラミス - ←back 1/2 pages next→